2026年10月21日
2026年10月21日
natsuki
トリマーC級ライセンス、家庭犬しつけライセンス、ペット販売士ライセンス
土佐犬は、がっしりとした体格と力強さが特徴の犬種です。
一方、飼い主に対しては、忠実で優しい一面もあります。
土佐犬を飼育したいけど、「土佐犬は怖い犬?」「どんな性格?」「一般家庭でも飼育できる?」などと気になっている方もいるのではないでしょうか。
土佐犬と暮らすためには、性格や特徴を知るだけでなく、十分な飼育スペースや日々の運動、安全対策などについても考える必要があります。
この記事では、土佐犬の特徴や性格、注意したいルール、飼育方法などを分かりやすく紹介しています。
ぜひ参考にしてみてください。

土佐犬は、がっしりとした体格と迫力ある姿が印象的な犬種です。
ここでは、土佐犬の基本情報や体の特徴、四国犬との違いなどについて詳しく紹介します。
土佐犬(土佐闘犬)とは、四国犬と大型の洋犬を交配し作出された犬種です。
より強い闘犬を誕生させるために改良され、「ジャパニーズ・マスティフ」とも呼ばれています。
一方、四国犬は、高知県原産の日本犬です。
かつては「土佐犬」とも呼ばれ、土佐犬(土佐闘犬)が作出される以前は、闘犬として利用されることもありました。
土佐犬(土佐闘犬)とは見た目も大きく異なり、中型の体格にピンと立った耳、クリンと上に巻いた尻尾が特徴です。
昔ながらの「日本犬」らしい姿をしています。
土佐犬は、がっしりした体格が特徴で、一見すると怖い印象を与えることもあります。
大きな頭に小さめな垂れ耳、太い首と広い胸、力強く太い四肢を持っています。
尻尾は太く、自然に垂れているのも特徴です。
体格には個体差があり、大型・中型・小型に分けられています。
土佐犬の被毛は、短毛のダブルコートです。
毛質は硬く、お手入れは比較的簡単ですが、毎日のブラッシングが欠かせません。
毛色は、レッド・フォーン・ブラック・アプリコット・ブリンドルです。
単一の毛色が多いですが、稀に2色の毛色を持っている土佐犬もいます。
日本では古くから闘犬がおこなわれており、その歴史は14世紀までさかのぼると言われています。
土佐犬は、より強い闘犬を生み出すことを目的に、四国犬と大型の洋犬を交配して作出されました。
交配には、マスティフやブルドッグ、グレート・デーンなどの犬種が使われ、改良を重ねることで、力強い体格と闘犬に適した性質を持つ犬種へと発展しました。
現在では、動物愛護の観点から闘犬を禁止する国が多くあります。
日本では、闘犬を禁止する法律はありませんが、一部の自治体では条例で闘犬を禁止・制限しています。
闘犬を禁止・制限したあとは、今でも頼もしい番犬や家庭犬として飼育されています。
土佐犬は、「怖い」「気質が荒い」などのイメージを持たれることがありますが、飼い主には忠実で落ち着いた優しい一面もある犬種です。
性格には個体差があり、甘えん坊な子、人懐っこい子もいます。
一方で、ほかの人や犬に対しては警戒心を持つこともあり、性格を理解し、慎重に接することが大切です。
安心して暮らせるように、子犬のころから適切な社会化やトレーニングをおこないましょう。
また、飼い主がコントロールできるよう、日頃から信頼関係を築き、安全に配慮した飼育を心がけることも重要です。

土佐犬を飼育する際は、犬に関する法律だけでなく、自治体が定める飼育ルールについても理解しておく必要があります。
ここでは、土佐犬を迎える前に確認しておきたい法律や自治体ごとの飼育ルールについて解説します。
土佐犬は国の「特定動物」には該当しません。
「特定動物」とは、人に危害を加えるおそれがあるとして、法律で指定された動物とその交雑種のことです。
愛玩目的での飼養は法律で禁止されており、無許可で飼養すると罰則の対象となります。
ただし土佐犬は、一部の自治体では「特定犬」に指定され、条例により、飼育方法や脱走防止の措置などが定められています。
土佐犬は、一部の自治体で「特定犬」に指定されています。
「特定犬」とは、人に危害を加える恐れのある犬、咬傷事件が起きた際に深刻な事件になる可能性が高い犬のことです。
2026年10月現在では、茨城県・水戸市・札幌市・佐賀県の4つの自治体が条例で指定されています。
「特定犬」を飼育する場合は、自治体の条例に従い、頑丈なおりのなかで飼育し、他者が見えやすい場所に標識を掲示するなどして条例を守りましょう。
飼育を検討している場合は、地域のルールを事前に確認しておきましょう。
土佐犬を「特定犬」に指定している自治体では、飼育するにあたって条例で基準が定められています。
十分な強度があるおりで飼育し、特定犬を飼育していることを示す標識を掲示するよう義務付けられています。
散歩の際は、犬を確実に制御できるよう、体格や力に合った丈夫なリードを使用しましょう。
万が一の事故を防ぐため、補助用のリードを併用するなど、安全対策を講じることも検討してください。
また、土佐犬を飼育していることが分かるよう、周囲から見やすい場所に標識を掲示する必要があります。
標識や掲示場所など、細かな基準は、自治体の条例を確認してください。
「特定犬」として指定していない自治体でも、大型犬を飼育していると分かるように、標識を掲示するよう呼びかけています。
土佐犬の飼育を検討している場合は、自治体の条例を確認し、必要な設備や飼育方法を事前に把握しておきましょう。
土佐犬を飼育する場合は、狂犬病予防法に基づき、犬の登録と年1回の狂犬病予防接種が必要です。
犬の登録は生涯に1回おこない、登録後に公布される鑑札と注射済票を犬に装着します。
また、令和4年6月1日から、マイクロチップの装着も義務付けられました。
マイクロチップを装着すると、環境大臣から「登録証明書」が交付されます。

土佐犬を飼育するには、体の大きさや力の強さを考慮した環境づくりが欠かせません。
ここでは、土佐犬と安心して暮らすために抑えておきたい飼育のポイントを紹介します。
土佐犬は、犬の飼育初心者には難しい犬種です。
闘犬として作られた歴史があり、ほかの人や犬に対して強い警戒心や闘争性を示すことがあります。
また、体も大きく力も強いため、飼い主がしっかりと制御できることが求められます。
子犬のころから社会化やトレーニングに取り組み、成長後も継続して適切に管理することが必要です。
他の大型犬(ゴールデン・レトリバーやボルゾイなど)と同じように家庭犬として迎える感覚だとかなり難しいでしょう。
土佐犬の優しくて従順な性格だけに目を向けず、闘犬としての警戒心や闘争本能を理解し、適切なトレーニング、運動時間の確保、飼育環境の整備など、飼い主の体力と気力が求められます。
土佐犬を飼育する際は、脱走や事故を防げる飼育スペースの確保が重要です。
体の大きさや力に耐えられる頑丈なおりを用意し、出入り口には鍵をかけるなど、脱走を防ぐ対策を徹底しましょう。
事故やケガなどを防ぐために、入ってほしくない場所には、丈夫な柵や仕切などを設置することが大切です。
電気コードなどは犬の届かない場所にまとめ、家具を噛む場合は、噛み防止用の製品などを活用し対策してください。
また、体重が重いため、足腰への負担を軽減できるよう、滑りにくい床を選ぶことも大切です。
寝床にはクッション性のあるマットやベッドを用意し、快適に休める環境を整えてあげましょう。
土佐犬を飼育する際は、子犬のころからの社会化とトレーニングを徹底することが大切です。
ほかの人や動物に警戒心を示す個体もいるため、子犬のころから知らない人や犬などの動物、生活音などに少しずつ慣れさせましょう。
無理に接触させるのではなく、愛犬の様子を見ながら安心して経験を積めるようにすることが重要です。
適切な社会化は、さまざまな環境や刺激に落ち着いて対応する力を育むことに繋がります。
また、社会化と並行して、基本的なトレーニングもおこないます。
基本の「マテ」「スワレ」「フセ」などの指示を教え、興奮した時も飼い主の声に意識を向けられるよう、日頃から練習しておきましょう。
愛犬に「信頼できる」と思ってもらえるような飼い主になるには、長い時間と根気が大切です。
上手にトレーニングが出来た時はしっかり褒め、望ましい行動を繰り返し教えていきましょう。
飼い主が一貫した態度で接することも、落ち着いた行動を身につける助けになります。
土佐犬のトレーニングや飼育方法に悩んだときは、トレーナーに相談することも大切です。
飼育やトレーニングに不安がある場合は、早めに大型犬のトレーニングや飼育経験が豊富なトレーナーに相談しましょう。
トレーナーの指導を受けることで、うまくいかなかったトレーニングの原因がわかり、適切な対処法を見つけられる可能性があります。
飼い主だけで悩みを抱え込まず、経験豊富なトレーナーの力も借りながら、愛犬との信頼関係を築いていきましょう。
土佐犬は、体が大きく、力も強いため、子どもやほかの動物との同居は慎重に検討しましょう。
飼い主には従順な一面もある一方で、ほかの犬や動物に警戒心を示す個体もいます。
また、悪気のない行動であっても、体の大きさや力の強さによって、子どもや小さい動物にケガをさせてしまう可能性があります。
子どもやほかの動物と一緒に暮らす場合は、生活スペースを分けられる環境を整え、必ず大人が見守るなど、安全管理を徹底しましょう。
土佐犬の性格や行動には個体差がありますが、同居する家族や動物の安全を守れる環境を用意できるか、迎える前に十分検討しましょう。
土佐犬の健康維持とストレス発散のためには、毎日の散歩や適度な運動が欠かせません。
運動量は年齢や健康状態、個体の体力に合わせて調整し、目安として1回1時間の散歩を1日2回ほどおこないましょう。
愛犬の様子を見て、足りないようなら散歩時間を増やすなど工夫してあげてください。
暑い時には熱中症にも注意しましょう。
また、散歩中は逸走や咬傷事故を防ぐため、安全管理を徹底する必要があります。
土佐犬の体格や力に合った丈夫なリードや首輪を使用し、リードは決して手放さないようにしましょう。
万が一の逸走に備えて、補助用のリードを併用するなどの対策を検討するのも良い方法です。
他の人や犬とすれ違う際は、十分な距離を取り、急に興奮した場合にも落ち着いて対応できるよう、日頃からトレーニングをおこないましょう。
愛犬自身や周囲の人、他の動物の安全を守りながら、無理なく運動できる環境を整えてください。
土佐犬の食事には、年齢や体格に合った総合栄養食を与え、適正体重を維持しましょう。
犬は、年齢ごとに必要な栄養バランスが異なります。
「子犬用」「成犬用」「シニア犬用」「大型犬用」など、愛犬の年齢に合った食事を選びましょう。
体重が増えすぎたり、反対に痩せすぎたりしている場合は、食事量や内容を見直す必要があります。
適切な食事量が分からない時や、急な体重の変化が見られるときは、動物病院で相談しましょう。
また、食いつきが悪いときには、食事の与え方や食事環境を見直してみてください。
市販のトッピングや、手作り食をトッピングすると食べてくれる可能性がありますが、栄養バランスが崩れないよう注意が必要です。
土佐犬は体が大きいため、犬に慣れていない人や土佐犬をよく知らない人に、怖い印象を与えてしまうことがあります。
近隣住民が安心して暮らせるよう、日頃から周囲への配慮を心がけましょう。
たとえば、人通りの少ない時間帯を選んで散歩する、ほかの人や犬とすれ違う時は十分な距離を取る、飼い主の指示に従って落ち着いて行動できるようトレーニングをする、といった対策をおこないます。
自宅で大型犬を飼育していることが分かるように、標識を掲示することも、注意喚起につながります。
自治体によって標識の掲示などが定められている場合もあるため、自治体のルールを確認しておきましょう。
近隣住民への配慮と安全対策を欠かさず、責任をもって飼育することが大切です。

土佐犬のお手入れは、見た目を整えるだけでなく、皮膚の異常や耳の汚れなど、体の変化に気づくきっかけにもなります。
ここでは、土佐犬のお手入れ方法と、日常のケアで意識したいポイントを紹介します。
土佐犬は、硬い上毛と柔らかい下毛からなる短毛のダブルコートです。
被毛のお手入れは比較的簡単ですが、抜け毛を取り除き、皮膚を清潔に保つために定期的なブラッシングが欠かせません。
特に換毛期には抜け毛が増えるので、ラバーブラシなどを使って、皮膚を傷つけないよう優しくブラッシングをします。
ブラッシングは、皮膚の状態を確認する良い機会です。
赤みや湿疹、脱毛などの異常が見られた場合は、動物病院で相談しましょう。
土佐犬の皮膚や被毛を清潔に保つために、適切な頻度でシャンプーをおこないましょう。
シャンプーの頻度は、皮膚の状態や汚れ具合に合わせて調節します。
犬用のシャンプーを使用し、全身をマッサージするように洗ってあげます。
洗った後は、シャンプーが残らないよう十分にすすぎ、しっかり乾かすことも大切です。
自宅でのシャンプーが難しい場合は、トリミングサロンに相談する方法もあります。
皮膚に赤みやフケなどトラブルが見られる場合は、自己判断でシャンプーを変えるのではなく、動物病院で相談しましょう。
皮膚の状態に合ったケア方法を教えてもらえます。
土佐犬は、顔の周りやのどの下に皮膚のたるみ(デューラップ)があります。
しわには汚れやよだれがたまりやすいため、こまめに拭き取ってあげましょう。
汚れや湿気が残ったままだと、においや皮膚トラブルの原因になる可能性があります。
犬用のお手入れシートや柔らかい布などを使用し、皮膚を傷つけないように優しく拭き取り、清潔に保ちましょう。
赤みや腫れ、強いにおいなどを見られる場合は、動物病院で相談しましょう。
土佐犬は垂れ耳のため、耳の中が蒸れやすいです。
定期的に耳の状態を確認し、汚れが見られる場合は、耳の入り口や見える範囲を優しく拭き取りましょう。
綿棒などを耳の奥に入れるのは避けてください。
また、健康を維持するためには、歯のケアも大切です。
犬用の歯ブラシを使って、できるだけ毎日歯磨きをおこないましょう。
難しい場合は、少しずつ慣らしていきます。
爪は、散歩などで自然に削れることもありますが、十分に短くならない場合もあります。
特に、地面に接していない狼爪は伸びやすいため、定期的に確認し、必要に応じて爪切りをおこないましょう。
自宅で切るのが難しい場合は、動物病院やトリミングサロンに相談してください。

土佐犬の健康を守るためには、体格に合った食事や適度な運動を心がけ、日頃から体調をチェックすることが欠かせません。
ここでは、土佐犬の平均寿命や注意すべき病気・ケガ、日常の健康管理について解説します。
土佐犬の平均寿命は、約10〜12歳です。
飼育方法や飼育環境によって寿命は前後します。
病気の早期発見や適切な食事量、ストレス解消のために運動をおこない、長生きしてもらえるように飼育しましょう。
土佐犬の注意すべき病気やケガは以下の通りです。
| 病気・ケガ | 症状 |
|---|---|
| 股関節形成不全 | 関節の発達に問題があり、足を動かすだけで痛みが生じる病気です。足を引きずったり、座り方がおかしかったりする症状が見られます。 |
| 肘関節形成不全 | 股関節にある骨が異常をおこし、うまくかみ合わなくなる病気です。歩き方がおかしかったり、散歩に行きたがらなくなるなどの症状が見られます。 |
| 胃捻転 | 胃にガスなどがたまって膨張し、ねじれを起こす病気です。お腹が膨れたり、嘔吐したりする症状が見られます。重症化すると命の危険もあるため、上記の症状が表れ、元気がなくなった場合には、早急に動物病院へ連絡し受診をしましょう。 |
土佐犬は、体重による負担などから、関節のトラブルに注意が必要です。
関節への負担を減らすには、食事量を適切に管理し、肥満を防ぐことが大切です。
食後すぐの激しい運動も避けるようにしてください。
また、ストレス発散や肥満防止のためにも、毎日の運動や遊びが大切です。
激しい運動や関節に負担がかかる動きは避け、愛犬の年齢や体力に合った運動を心がけましょう。
土佐犬が健康に長く暮らせるように、毎日の食事や運動に気を配り、定期的に検診を受けましょう。
食事は、年齢や体格に合った総合栄養食を適切な量を与え、肥満を防ぐことが大切です。
体重だけでなく、体を触ったときの肋骨の感触や、上から見た時の腰のくびれなども確認し、体型の変化に気を配りましょう。
運動は、健康維持やストレス解消に役立ちます。
毎日の散歩を基本に、愛犬の年齢や体調に合わせて運動量を調整してください。
暑い時期は、熱中症にも注意し、涼しい時間帯を選んで散歩するなどの工夫も必要です。
さらに、定期的に動物病院で検診を受けることで、病気の早期発見につながります。
年齢や健康状態に応じて、必要な検査や予防接種についても相談しましょう。

土佐犬を飼育する前に、どのくらいの飼育費用がかかるのか把握しておく必要があります。
ここでは、土佐犬を迎える際に必要な初期費用と、年間費用の目安などを紹介します。
土佐犬を迎える際は、購入費だけでなく、生活用品や医療費などの初期費用も必要です。
目安は以下の表を参考にしてください。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 購入費 | 約20万~30万円 |
| 去勢・避妊手術代 | 約4万~8万円※性別、体重、術前検査、病院によって異なる |
| ケージなどのグッズ代 | 約10万~15万円 |
| 登録料 | 約3千円 |
| 合計 | 約34.3万~53.3万円 |
購入費は、ブリーダーによって値段が異なります。
去勢・避妊手術の時期は個体差があるため、かかりつけの獣医師と相談して決めましょう。
土佐犬の飼育には、食費や医療費、日用品代などさまざまな費用がかかります。
飼育環境や体格によって異なりますが、年間費用の目安は次の表を参考にしてください。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 食費 | 約12万~24万円 |
| 医療・予防費(健康診断、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防など) | 約5万~8万円 |
| 予防接種費(狂犬病予防注射、混合ワクチンなど) | 約1.2万円 |
| トリミング代※1回約10,000円で年12回利用した場合 | 約12万円 |
| シートなどの日用品 | 約6万~16.8万円 |
| 合計 | 約36.2万~62万円 |
土佐犬は大型犬のため、小型犬と比べて食費・医療費・設備費が高くなりやすいです。
毎日の食事に加え、体格に合った頑丈なおりやリードなどの飼育用品も必要です。
また、動物病院での診察や検査、治療にかかる費用も、内容によっては高額になることがあります。
さらに、病気やケガをした場合や、シニア期を迎えた場合には、通院費や介護用品などの費用が増える可能性もあります。
土佐犬を迎える際は、初期費用だけでなく、毎月の飼育費用や将来の医療費も考慮し、余裕を持った資金計画を立てておくことが大切です。
万が一の病気やケガに備えて、ペット保険への加入を検討するのも一つの方法です。
ペット保険によって、内容や加入条件が異なるため、土佐犬が加入対象になるかも含めて確認しておきましょう。

土佐犬の飼育を検討している方に向けて、よくある疑問をまとめました。
迎える前に知っておきたいよくある質問を分かりやすく解説していますので、飼育を検討する際の参考にしてください。
土佐犬は一般家庭でも飼育できます。
ただし、犬の飼育が初心者の方や大型犬の飼育経験がない方には難しいでしょう。
土佐犬と安全に暮らすためには、子犬のころからの社会化や適切なトレーニング、十分な運動時間の確保や脱走対策など、安全に配慮した飼育環境が必要です。
また、食費や医療費など、長期的な飼育費用も考慮しなければなりません。
飼い主には、犬の行動を適切に管理するための知識や体力、根気強くトレーニングを続ける姿勢が求められます。
飼育を検討している方は、自治体の条例や飼育に関するルールを事前に確認しましょう。
土佐犬の性格や特徴を十分に理解したうえで、年齢を重ねて介護が必要になった場合も含め、生涯にわたって責任をもって飼育できるかを慎重に考えることが大切です。
土佐犬を飼うためには、犬種だけを理由として全国一律に必要となる特別な飼育許可制度はありません。
ただし、自治体によって土佐犬を「特定犬」に指定し、頑丈なおりで飼育することや標識の掲示などについて、ルールを定めている場合があります。
また、犬を飼う際には、市区町村への犬の登録と、年1回の狂犬病予防注射、マイクロチップの装着が必要です。
鑑札や注射済票の装着についても、必要になります。
土佐犬を迎える前に、自治体の担当窓口や公式サイトで、必要な手続きや飼育上のルールを確認しておきましょう。
土佐犬を集合住宅で飼育したい場合は、事前に管理規約を確認し、飼育が認められているかを確かめましょう。
集合住宅によっては、大型犬の飼育を禁止していたり、犬の体重や体高、犬種などに制限を設けていたりする場合があります。
土佐犬を迎えてから飼育できないと分かる事態を避けるためにも、契約前や飼育前に管理会社や大家さんへ確認しておきましょう。
土佐犬に口輪をつける必要があるかどうかは、安全対策のための一つとして必要になることがあります。
口輪をつけていても、事故を完全に防げるわけではありません。
適切なトレーニングやリードや首輪などの装着、ほかの人や動物との距離を十分に取ることも大切です。
口輪を使用する場合は、愛犬の体格に合ったものを選び、呼吸や体温調節を妨げないか確認しましょう。
口輪は少しずつ慣らしてから装着してください。
口輪だけに頼らず、日頃から脱走や事故を防ぐための管理を徹底しましょう。
子どもやほかの犬と一緒に土佐犬と暮らすのは、慎重に検討してからにしましょう。
土佐犬は体が大きく力も強いため、遊びの最中に意図せず相手を転倒させたり、ケガをさせたりする可能性があります。
また、犬同士の相性によっては、トラブルが起こることも考えられます。
相性や行動に不安がある場合は、犬の行動に詳しい専門家に相談することも検討してください。
土佐犬を迎える前に、慎重に検討することが大切です。

土佐犬は、がっしりとした体格と力強さが特徴の犬種です。
飼い主との信頼関係を築くためには、子犬のころからの社会化や適切なトレーニングを継続し、安全に配慮した飼育環境を整える必要があります。
また、土佐犬の飼育には、十分な運動時間の確保や日々のお手入れ、健康管理、食費や医療費などの経済的な備えも欠かせません。
自治体によっては、土佐犬を「特定犬」に指定し、飼育設備や標識の掲示などに関するルールを定めている場合もあります。
迎える前に、自治体の条例や住居の飼育規約を確認しておきましょう。
土佐犬を飼育する際は、犬種の特性を正しく理解し、周囲の人や動物への配慮を忘れないことが大切です。
将来の介護まで見据えて、生涯にわたって責任をもって飼育できるかを十分に検討したうえで、迎えるかどうか判断しましょう。
※出典
特定動物(危険な動物)の飼養又は保管の許可について[動物の愛護と適切な管理]|環境省
犬と猫のマイクロチップ情報登録について[動物の愛護と適切な管理]|環境省