2026年07月22日
2026年07月22日
natsuki
トリマーC級ライセンス、家庭犬しつけライセンス、ペット販売士ライセンス
ロットワイラーを飼育してみたいが、「自分にも飼えるかな?」「飼育費用はどれくらいかかる?」などと疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。
ロットワイラーは、筋肉質な体と迫力のある見た目から「怖い犬」というイメージを持たれることがあります。
しかし、実際は飼い主に深い愛情を示し、忠誠心の強い犬種です。
この記事では、ロットワイラーの性格や特徴、飼育のポイント、年間費用まで、詳しく解説しています。
ロットワイラーを飼育しようと考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ロットワイラーは、迫力がある見た目と落ち着いた性格が魅力的な犬種です。
また、飼い主や家族に愛情深く、忠実な一面もあります。
ここでは、ロットワイラーの性格や体の大きさ、被毛と毛色の特徴、歴史について紹介します。
ロットワイラーは、体が大きく迫力があり、一見怖そうなイメージがあります。
しかし、実際の性格はとても落ち着いていて、信頼した飼い主や家族には甘えん坊な一面も見せる犬種です。
忠誠心が強く、飼い主との信頼関係を大切にするため、家族を守ろうとする気持ちがあります。
一方で、知らない人や動物には警戒し、慣れるまでに時間がかかる場合もあります。
また、ロットワイラーは災害救助犬や警察犬として活躍するほど賢く、しつけやトレーニングを覚えるのが得意です。
しかし、悪いこともすぐに覚えてしまうので、子犬のころから一貫したしつけと社会化をおこなうことが大切です。
ロットワイラーは、がっしりとした骨格と筋肉質な体を持つ大型犬です。
がっしりとした骨格で筋肉質な体を持っています。
体高:オス61~68cm、メス56~63cm
体重:オス約50kg、メス約42kg
ロットワイラーは、短毛のダブルコートを持ち、毛色はブラックを基調に茶色い模様(タン)がはいる「ブラック&タン」のみが認められています。
茶色い模様(タンマーキング)は、頬や喉、胸、足、目の上、尾の付け根、マズルなどに見られ、ロットワイラーならではの特徴です。
普段の抜け毛は比較的少ないものの、換毛期には抜け毛が増えます。
定期的にブラッシングをおこなうことで抜け毛を取り除き、皮膚や被毛を清潔に保ちやすくなるため、日頃からのお手入れを習慣にしましょう。
ロットワイラーは、ドイツ原産で長い歴史を持つ犬種です。
祖先犬はローマ軍に同行し、牛などの家畜を追いたてたり、番犬として人を支えていました。
その後は、優れた能力や忠誠心を活かして警察犬として活躍するようになります。
現在でも、警察犬や介助犬、災害救助犬など、さまざまな場面で能力を発揮しています。
また、家庭犬としても親しまれている犬種です。
ドイツでは、親しみを込めて「ロッティ(Rottie)」と呼ばれることもあります。

ロットワイラーは、十分な運動や適切なしつけが欠かせません。
安心して一緒に暮らすために、ここではロットワイラーの飼育に向いている人の特徴を紹介します。
ロットワイラーの飼育には、十分な運動時間を確保できる人が向いています。
ロットワイラーは、体力が豊富で運動量の多い犬種のため、運動不足になるとストレスがたまりやすく、問題行動につながることもあるからです。
毎日1〜2時間程度を目安にお散歩をおこない、ドッグランで自由に走らせたり、ボール遊びを取り入れたりすると、心身の健康維持に役立ちます。
天候などで散歩が難しい日は、室内で知育玩具を使って遊んだり、引っ張りっこなどの遊びを取り入れたりするのもおすすめです。
十分な運動時間を確保することは、愛犬との信頼関係を深めるだけでなく、健康維持にもつながります。
ロットワイラーの飼育には、一貫したしつけができる人が向いています。
ロットワイラーは、体が大きく力も強いので、飼い主の指示に落ち着いて従えるよう、子犬のころからしつけをおこなうことが大切です。
適切なしつけや社会化が不足すると、散歩中に興奮して人やほかの犬・動物にケガをさせたり、愛犬自身がケガをしたりする可能性があります。
また、家族を守ろうとする意識が高いため、訪問者に過剰に吠えてしまう可能性もあります。
子犬のころから社会化を強め、一貫したしつけをおこなうことが大切です。
一貫したしつけを続けることで、家庭では落ち着いて過ごせる頼もしいパートナーになります。
ロットワイラーの飼育には、最期まで責任をもって飼育できる人が向いています。
ロットワイラーは大型犬のため、小型犬に比べて食費や医療費などの飼育費用がかかるほか、毎日の運動やしつけ、健康管理にも十分な時間が必要です。
また、力が強い犬種だからこそ、子犬のころから適切なしつけや社会化をおこない、安心して暮らせるよう管理することも飼い主の大切な役割です。
愛犬が生涯を健康で幸せに過ごせるよう、最期まで責任をもって飼育する気持ちを持ちましょう。
ロットワイラーの飼育には、大型犬にかかる費用を無理なく負担できる人が向いています。
食費や医療費、シニア期の介護費用など、ロットワイラーの飼育には小型犬より多くの費用がかかります。
また、暑さに弱いため、夏場はエアコンを使用する機会も増え、光熱費が高くなることがあります。
さらに、急な病気やケガに備えて医療費を準備しておくほか、ペット保険への加入を検討するのもよいでしょう。
愛犬が安心して暮らせる環境を維持するためにも、飼育費用には余裕をもって備えておくことが大切です。

ロットワイラーは、賢く忠誠心の強い犬種ですが、大型犬ならではの運動量や力強さがあります。
ここでは、ロットワイラーが健康で快適に暮らすためのしつけと飼育ポイントを詳しく紹介します。
ロットワイラーは、運動量が多い犬種のため、毎日1〜2時間程度を目安にお散歩をおこない、十分な運動時間を確保しましょう。
運動不足が続くと、ストレスがたまり、問題行動につながることもあります。
お散歩に加えて、ドッグランで自由に走らせたり、ボール遊びを取り入れたりすると、心身の健康維持に役立ちます。
天候などで外に出られない日は、室内で知育玩具を使った遊びや引っ張りっこなどを取り入れ、できる範囲で体を動かしてあげましょう。
ロットワイラーは学習能力が高く、子犬のころからしつけを始めることが大切です。
一度身についた習慣は定着しやすいため、望ましい行動を早いうちから教えましょう。
また、力が強い犬種のため、お散歩中や日常生活で落ち着いて飼い主の指示に従えるよう、「マテ」や「スワレ」などの基本的なしつけを身につけることが重要です。
しつけや社会化が不足すると、人やほかの犬とのトラブルにつながる可能性があります。
子犬のころからしつけや社会化を進め、さまざまな人や犬、生活音などに慣れさせることで、落ち着いて行動できるようになります。
しつけの方法に迷ったり、思うように進まなかったりする場合は、ドッグトレーナーなどのしつけの専門家に相談するのもおすすめです。
ロットワイラーには、年齢や体格に合ったフードを与えることが大切です。
適正体重を維持することで、関節への負担を減らし、健康維持にもつながります。
子犬・成犬・シニア犬では必要な栄養バランスが異なるため、ライフステージに合ったフードを選びましょう。
肥満気味の場合は、体重管理用のフードを検討するのもおすすめです。
愛犬の体型には、「ボディコンディションスコア(BCS)」を目安に確認すると分かりやすいでしょう。
肋骨の触れやすさや体のくびれなどから、適正体重かどうかを判断できます。
なお、食欲が落ちている場合は、ぬるま湯でフードをふやかしたり、獣医師に相談しながら犬用トッピングを活用したりする方法もあります。
食欲不振が続く場合は、病気が隠れている可能性もあるため、早めに動物病院を受診しましょう。
ロットワイラーは、室内を中心に飼育し、安心して過ごせる環境を整えることが大切です。
静かに休める場所に、ベッドやサークルなどを設置すると落ち着いて過ごしやすくなります。
また、キッチンなど入ってほしくない場所には柵を設置したり、ドアを閉めたりして愛犬が入れないよう管理しましょう。
誤飲の原因となる小物や薬などは、愛犬の届かない場所にしまっておくことも重要です。
ロットワイラーは暑さに弱いため、夏場はエアコンを使用して室温や湿度を適切に管理し、熱中症を予防しましょう。
フローリングにはすべり止めマットを敷くと、足腰への負担を軽減できます。
ロットワイラーは短毛ですが、健康な被毛を保つために定期的なブラッシングが必要です。
抜け毛は比較的少ないものの、換毛期には抜け毛が増えるため、ラバーブラシなどでお手入れするのがおすすめです。
シャンプーは月に1回程度を目安におこない、汚れ具合に応じて調整しましょう。
シャンプーやブラッシングの際は、皮膚の異常やしこり、体を触って痛がる様子がないかなどもチェックします。
また、たれ耳のため、耳が蒸れやすく汚れがたまりやすい傾向があります。
ブラッシングと一緒に耳の状態も確認し、汚れが気になる場合は見える範囲をやさしくふき取りましょう。
定期的なお手入れを習慣にすることで、皮膚や耳のトラブルを予防しやすくなります。

ロットワイラーと長く一緒に暮らすためには、平均寿命や注意すべき病気を知り、日頃から健康管理をおこなうことが大切です。
ここでは、ロットワイラーの平均寿命や健康管理のポイントについて紹介します。
ロットワイラーの平均寿命は、8〜10歳です。
大型犬の中では平均的な寿命ですが、日頃の食事や運動、健康管理によって寿命が左右されることもあります。
定期的な健康診断や適正体重の維持、年齢に合った生活を心がけることで、健康に長く暮らせる可能性が高まります。
ロットワイラーの注意すべき病気やケガは以下の通りです。
| 病気・ケガ | 症状 |
|---|---|
| 胃拡張・胃捻転症候群 | 胃にガスなどがたまって大きく膨らみ、胃がねじれることがある緊急性の高い病気です。腹部の膨らみ、吐こうとしても吐けない、落ち着きがなくなる、呼吸が苦しそうになるなどの症状が見られます。疑われる場合は、すぐに動物病院を受診する必要があります。 |
| 皮膚疾患 | アレルギーや細菌感染などにより、かゆみ、赤み、湿疹、脱毛などが見られることがあります。 |
| 骨肉腫 | 悪性腫瘍が骨に発生する病気で、歩行が困難になり痛みを伴います。 |
| 股関節形成不全 | 股関節が正常に形成されず、歩き方の異常や運動を嫌がる様子、痛みなどが見られる病気です。 |
| 肘関節形成不全 | 肘関節の発達に異常が生じ、前足の跛行や痛みにつながる病気です。 |
ロットワイラーが健康に暮らすためには、病気の予防と日頃の健康チェックが欠かせません。
混合ワクチンや狂犬病予防接種、フィラリア予防、ノミ・ダニ対策も忘れずにおこないましょう。
ブラッシングやシャンプー、耳のチェックなどのお手入れを習慣にすると、皮膚や耳など体の異常にも早く気づけます。
食欲や歩き方、排泄の様子など、普段と違う変化が見られた場合は、早めに動物病院を受診することが大切です。
ロットワイラーに長く健康で暮らしてもらうためには、毎日の生活習慣を整えることが大切です。
年齢や体格に合ったフードを与え、適正体重を維持することで関節への負担を軽減し、健康維持につながります。
毎日1〜2時間程度のお散歩や遊びを取り入れ、運動不足やストレスをためないようにしましょう。
十分な睡眠や落ち着いて過ごせる生活環境を整えることも、心身の健康維持に役立ちます。
また、定期的な検診を受けることで、病気の早期発見・早期治療につながります。
食事・運動・検診を意識することで、愛犬が元気に過ごせる時間を延ばしやすくなります。

ロットワイラーを迎える前には、購入費だけでなく、食費や医療費、日用品などの費用を把握しておくことが大切です。
ここでは、ロットワイラーを迎える際に必要な初期費用と、年間の飼育費用の目安について紹介します。
ロットワイラーを迎える際は、購入費だけでなく、生活用品や医療費などの初期費用も必要です。
目安は以下の表を参考にしてください。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 購入費 | 約27万~35万円 |
| 去勢・避妊手術代 | 約4万~8万円 ※性別、体重、術前検査、病院によって異なる |
| ケージなどのグッズ代 | 約10万円 |
| 合計 | 約41万~53万円 |
購入費は、ペットショップやブリーダーなど、どこで購入するかによって値段が異なります。
また、グッズ代は、小型犬より高額になる傾向があります。
去勢・避妊手術の時期は個体差があるため、かかりつけの獣医師と相談して決めましょう。
ロットワイラーの飼育には、食費や医療費、日用品代などさまざまな費用がかかります。
飼育環境や体格によって異なりますが、年間費用の目安は次の表を参考にしてください。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 食費 | 約5万~14.4万円 |
| 医療・予防費(健康診断、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防など) | 約7万円 |
| 予防接種費(狂犬病予防接種、混合ワクチンなど) | 約1.2万円 |
| シャンプー代※1回約5,000円で年12回利用した場合 | 約6万円 |
| シートなどの日用品 | 約6万円 |
| 合計 | 約25.2万~34.6万円 |
ロットワイラーは大型犬のため、小型犬と比べて食費や医療費などの飼育費用が高くなる傾向があります。
さらに、年齢を重ねると医療費や介護用品代が増えることもあるため、余裕をもった資金計画を立てておくことが大切です。
万が一に備えて、ペット保険への加入も検討すると安心でしょう。