2026年08月24日
2026年08月24日
natsuki
トリマーC級ライセンス、家庭犬しつけライセンス、ペット販売士ライセンス
シーズーを家族に迎えたいけど、「どんな性格?」「お手入れは大変?」などと気になっている方も多いのではないでしょうか。
シーズーと長く快適に暮らすには、犬種の特徴を知り、シーズーならではの飼育ポイントやお手入れ方法を知っておくことが大切です。
この記事では、シーズーの性格や特徴、飼育のポイント、お手入れ方法、飼育にかかる費用まで詳しく紹介します。
シーズーの飼育を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

シーズーは、愛らしい見た目と穏やかで親しみやすい性格が魅力の小型犬です。
ここでは、シーズーの性格や体の大きさ、被毛の特徴、歴史について詳しく紹介します。
シーズーは、明るく穏やかで、家族に対して愛情深い性格をしています。
遊ぶことが大好きで、子供のいる家庭でも一緒に暮らせます。
しかし、頑固でプライドが高い一面があるため、子犬のころから社会化を身につけさせ、しっかりとしつけをおこないましょう。
シーズーは、小型犬の分類になり、マンションなどでも飼育しやすい犬種です。
体重:4,5~8kg
体高:26,7cm以下
シーズーの被毛は、ダブルコートで、ボリューム感のある長い毛を持っています。
長く伸び続けるのでさまざまなスタイルのカットが楽しめます。
毛色は、ゴールド&ホワイト、ブリンドル&ホワイト、ブラック&ホワイト、ブルー&ホワイトなどさまざまです。
チベット原産の愛玩犬ラサアプソと、すでに中国で飼育されていたペキニーズとの交配で誕生したのがシーズーです。
シーズーは、中国語で「小さな獅子」を意味し、獅子のような犬種を作りたいという思いから、長い期間をかけて誕生しました。
現在でも世界中で人気の犬種です。

シーズーと快適に暮らすためには、毎日の散歩やしつけ、食事、室内環境などに配慮することが大切です。
ここでは、シーズーを飼う際に知っておきたいポイントを詳しく紹介します。
シーズーは小型犬のため、大型犬ほど多くの運動量を必要としません。
ただし、健康維持や気分転換のためにも、毎日の散歩は大切です。
散歩は、1日2回、1回20分〜30分程度の散歩に行きましょう。
長時間の散歩や激しい運動は避け、愛犬の体力に合った散歩をしてください。
シーズーは暑さに弱く、熱中症に注意が必要です。
真夏の暑い時期には無理に散歩に行かず室内で遊んであげることをおすすめします。
シーズーのしつけは、褒めながらおこないましょう。
頑固な一面があるため、繰り返し根気よく教え、上手にできたらたくさん褒めてあげてください。
子犬の時期の社会化も大切で、さまざまな音や物、人、動物に触れさせて、怖くないものだと少しずつ経験させることがポイントです。
社会化をおこないながら、褒めるしつけをして、さまざまな環境に落ち着いて対応できるよう、愛犬のペースに合わせて教えていきましょう。
シーズーのフードは、年齢や体調に合ったものを選んであげましょう。
犬は成長段階によって必要な栄養素が異なるため、子犬用・成犬用・シニア犬用など、愛犬の年齢に適したフードを選ぶことが基本です。
体重管理用や皮膚・被毛、関節、シーズー用などの健康に配慮したフードもあるため、愛犬の体質や生活スタイルに合わせて選ぶと良いでしょう。
アレルギーや皮膚トラブル、関節の不調などがある場合は、自己判断でフードを変更せず、動物病院で相談することをおすすめします。
また、シーズーなどの短頭種は、食器選びも重要です。
一般的な食器では、縁に目や顔があたって食べにくかったり、目を傷つけたりする可能性があります。
短頭種用の食器が販売されているので、シーズーを飼育する場合は短頭種用の食器の購入がおすすめです。
シーズーが室内で過ごす場所は、滑りにくい床を用意してください。
滑りやすい床では足腰に大きな負担がかかってしまいます。
フローリングなど滑りやすい場所には、タイル状のマットやカーペットを敷いてあげることがおすすめです。
また、階段やソファ、椅子などの高い場所からの飛び降りも足腰に負担がかかってしまいます。
飛び降りさせないようにし、ソファには犬用のステップを設置する対策をしましょう。
短頭種のシーズーは目が大きく、家具の角などにぶつけてケガをすることもあります。
家具の角には、クッション性のあるものを取り付けるなど、室内の安全対策は必要です。
シーズーは暑さに弱いため、夏場は熱中症にかからないよう対策する必要があります。
室内ではエアコンを使用し、室内が25℃前後、湿度は40〜60%を目安にし、愛犬の様子を見ながら調整しましょう。
寝床は、直射日光があたる場所を避け、落ち着いて眠れる場所に用意します。
夏場の散歩は、早朝や夜間など比較的涼しい時間帯へ行くようにし、愛犬の様子を見て早めに帰ることも大切です。
また、車内は短時間でも高温になるため、車でお出かけをする際に愛犬を車内に置き去りにするのは避けましょう。
熱中症が疑われる場合は、涼しい場所へ移動させ、体を冷やしながらすぐに動物病院へ連絡・受診してください。
シーズーは、日々のお手入れが大切です。
長毛種で絡みやすいのでこまめにブラッシングをし、定期的にトリミングへ行きましょう。
目の周りは汚れや涙が付着しやすいため、こまめに拭いて清潔を保ちます。
耳や歯磨きのチェックなども定期的におこなってください。
また、普段から歩行や食欲、皮膚、被毛の状態なども観察し、異常があればすぐに動物病院で受診してください。

シーズーは長い被毛を持つため、毎日のブラッシングや定期的なトリミング、目や耳などのお手入れが欠かせません。
ここでは、シーズーのお手入れ方法を詳しく紹介します。
シーズーは長毛種で被毛が絡みやすいので、毎日ブラッシングをおこないましょう。
優しく丁寧にブラッシングをおこない、皮膚と被毛を清潔に保つことが大切です。
毛玉が出来ている部分を無理に取ろうとすると、皮膚を傷つける恐れがあります。
自宅で取り除くのが難しい場合は、トリミングサロンなどに相談してください。
また、体の毛を短くカットしていても、被毛が絡まることがあります。
毛の長さに関わらず、定期的なブラッシングを習慣にしましょう。
シーズーの被毛は伸び続けるため、定期的なトリミングが必要です。
トリミングの頻度は、毛の長さやカットスタイル、お手入れの状態などによって異なりますが、月1回程度を目安にトリミングサロンを利用しましょう。
シーズーには、「テディベアカット」や「サマーカット」などさまざなカットがあります。
カットによって見た目の印象が変わるので、トリミングサロンで好みのカットにしてもらってください。
また、トリミングのタイミングで、目の周りやお尻周り、肉球の間など汚れやすい部分を整えてもらうと、日々のお手入れがしやすくなります。
シーズーは目に毛が入りやすいので、日頃から目元のお手入れも欠かさずにおこなってください。
目に毛が入ると刺激によって涙が増え、涙焼けの原因になることがあります。
涙や目ヤニが付いている時は、ペット用お手入れシートなどで優しく拭き取り、目の周りを清潔に保つことが大切です。
目に毛が入りやすい場合は、トリミングの際にカットしてもらったり、頭頂部で毛をまとめてリボンをつけてもらったりしましょう。
また、涙や目ヤニが急に増えた、眼をしょぼしょぼさせている、充血しているなどの変化が見られた場合は、目の病気が隠れている場合があるため、早めに動物病院を受診しましょう。
シーズーはたれ耳のため、耳の中が蒸れやすく、外耳炎などのトラブルにも注意が必要です。
定期的に耳の状態をチェックしましょう。
臭いや汚れ、かぶれていないかをチェックし、犬用のお手入れシートなどで耳の入り口を見える範囲で拭いてあげます。
チェックした際に、悪臭がしたり汚れがひどかったり赤くただれていたりする場合は、無理に掃除をせずに、すぐに動物病院へ行き診察してもらいましょう。
シーズーは、食べかすが歯に残りやすいです。
そのまま放置してしまうと、歯周病になってしまう可能性があります。
毎日の歯磨きを習慣にして、口の中を清潔に保ちましょう。
歯磨きに慣れさせるために、口を触る練習を子犬のころからおこないます。
最初は口を触り、慣れてきたら徐々に口の中に手を入れて歯を触ってみましょう。
歯磨きは、犬用の歯ブラシや歯磨き用ウエットシートを使用します。
無理におこなうと歯磨きを嫌がるようになるため、出来た時には褒めながら少しずつ練習してください。
また、口周りの被毛は汚れが付きやすいため、トリミングの際にカットしてもらうと、清潔を保ちやすくなります。

シーズーの健康を守り、出来るだけ一緒に暮らすには、日々の健康管理が大切です。
ここでは、シーズーの平均寿命や注意すべき病気・ケガ、健康を維持するためのポイントについて紹介します。
シーズーの平均寿命は、13歳〜14歳です。
生活環境によって寿命は異なりますので、病気やケガに注意し、長生きできるような生活環境を作ってあげてください。
シーズーの注意すべき病気やケガは以下の通りです。
| 病気・ケガ | 症状 |
|---|---|
| 短頭種気道症候群 | 暑い時期や激しく興奮したときに呼吸がしにくくなる状態です。また、安静時にも症状が出て、ガーガーという呼吸音やいびきをかくこともあります。 |
| 外耳炎 | 耳の中が蒸れや汚れ、アレルギーなどさまざまな原因によって耳に炎症が起こります。赤みやかゆみ、悪臭などが見られることがあります。 |
| 白内障 | 白内障は目が白く濁ってしまう病気で、物にぶつかったりつまずいたりします。悪化すると視力が低下し、緑内障などの合併症にかかる可能性もあります。 |
| 膝蓋骨脱臼 | 膝蓋骨が外れてしまう病気で、スキップしたり歩行に異常が見られます。 |
| 熱中症 | 高温多湿の環境にいる際に、体温調節が上手くできずにいると熱中症にかかります。体が熱くなり、元気消失、呼吸が荒いなどの症状が出て、重症の場合は意識障害などの症状も見られます。 |
| 皮膚疾患(アトピー性皮膚炎など) | アレルギーや細菌感染などにより、かゆみ、赤み、湿疹、脱毛などが見られることがあります。 |
シーズーに病気やケガをさせないためには、日頃のケアが重要です。
目や耳のケア、定期的なトリミングなど適切なお手入れをしてあげましょう。
また、肥満にならないよう、適切な運動と愛犬に合ったフードを与えてください。
歩行に異常はないかなどのチェックもおこない、室内ではマットなど滑らない床を用意しましょう。
「異常かな?」と感じたら、すぐに動物病院で診察してもらうことも大切です。
シーズーの寿命を伸ばすためには、食事と運動と定期的な検診がかかせません。
食事は、愛犬に合った良質なフードを選び、肥満にならないようお散歩へいきましょう。
夏の暑い時期は、無理に外に出ずに、室内で遊んであげてください。
検診も大切で、ワクチン接種や狂犬病の予防接種のタイミングなどで一緒に検診を受けましょう。

シーズーと暮らすには、迎え入れる時の費用だけでなく、食事やトリミング、医療費、日用品などの費用も必要です。
ここでは、初期費用と年間費用の目安を紹介します。
シーズーを迎える際は、購入費だけでなく、生活用品や医療費などの初期費用も必要です。
目安は以下の表を参考にしてください。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 購入費 | 約26万~40万円 |
| 去勢・避妊手術代 | 約2万~8万円(※性別、体重、術前検査、病院によって異なる) |
| ケージなどのグッズ代 | 約1.6万~5万円 |
| 合計 | 約29.6万~53万円 |
購入費は、ペットショップやブリーダーなど、どこで購入するかによって値段が異なります。
去勢・避妊手術の時期は個体差があるため、かかりつけの獣医師と相談して決めましょう。
シーズーの飼育には、食費や医療費、日用品代などさまざまな費用がかかります。
飼育環境や体格によって異なりますが、年間費用の目安は次の表を参考にしてください。
| 項目 | 項目 |
|---|---|
| 食費 | 約1.6万~7.2万円 |
| 医療・予防費(健康診断、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防など) | 約3.6万円 |
| 予防接種費(狂犬病予防接種、混合ワクチンなど) | 約1.2万円 |
| トリミング代※1回約5,000円で年12回利用した場合 | 約6万円 |
| シートなどの日用品 | 約5万円 |
| 合計 | 約17.4万~23万円 |
病気になったり年齢を重ねたりすると医療費や介護用品代が増えることもあるため、余裕を持った資金計画を立てておくことが大切です。