2026年10月11日
2026年10月11日
natsuki
トリマーC級ライセンス、家庭犬しつけライセンス、ペット販売士ライセンス
ゴールデンドゥードルは、ゴールデン・レトリーバーとプードルの魅力を合わせ持つ、ミックス犬です。
人懐っこく賢い性格が魅力的な犬種ですが、活発で運動量が多く、被毛のお手入れも欠かせません。
また、ゴールデン・レトリーバーとプードルのどちらの特徴が強く出るかによって、体格や被毛などにも個体差があらわれます。
この記事では、ゴールデンドゥードルの性格や見た目の特徴、飼育のポイント、年間費用の目安も紹介しています。
これから一緒に暮らしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。

ゴールデンドゥードルは、ふたつの犬種の特徴を受け継いでいます。
ここでは、ゴールデンドゥードルの基本情報や体の大きさ、世代による違いについて紹介します。
ゴールデンドゥードルは、ゴールデン・レトリーバーとプードルのミックス犬です。
ミックス犬とは、異なる純血の犬種同士が交配されて誕生した犬で、正式名称ではありません。
ゴールデンドゥードルは、一般社団法人ジャパンケネルクラブ(JKC)の公認犬種ではないため、JKCの血統証明書は発行されません。ただし、海外の専門団体やブリーダーが独自に血統・系譜を管理している場合があります。
ゴールデンドゥードルの親であるゴールデン・レトリーバーとプードルの原産国は以下のようになります。
ゴールデン・レトリーバー:イギリス
プードル:フランス
ゴールデンドゥードルのサイズは主に4種類です。
| 種類 | 体高 | 体重 |
|---|---|---|
| プチ | 約35cm未満 | 約11kg以下 |
| ミニチュア | 約35~42cm | 約11~15kg |
| ミディアム | 約43~52cm | 約16~22kg |
| スタンダード | 約53~63cm | 約23kg以上 |
※ゴールデンドゥードルには統一された公的な犬種標準がないため、サイズ区分は団体やブリーダーによって異なります。
ブリーダーによっては、ミニチュアよりも小さいゴールデンドゥードルも作出しています。
スタンダードはゴールデン・レトリーバーと同程度か、それ以上の大きさになる場合があります。
ゴールデンドゥードルは、ゴールデン・レトリーバーとプードルを交配したミックス犬です。交配例は1960年代にも見られ、1990年代後半から計画的な繁殖や普及が進みました。
人と一緒に活動する能力やプードルの被毛の特徴などに注目され、家庭犬として人気がでました。
ゴールデンドゥードルは、従順で学習能力が高いことから、家庭犬だけでなく、適性のある個体は、介助犬やセラピードッグなどとして活動する場合もあります。
現在では北米を中心に、ゴールデンドゥードルの繁殖や犬種としての基準を整える活動もおこなわれており、健康面や性質に配慮した繁殖が目指されています。
ゴールデンドゥードルは、交配の組み合わせによって「F1」「F1B」などに分類されます。
「F1」は、ゴールデン・レトリーバーとプードルの交配によって生まれた世代で、「F1B」はF1にゴールデン・レトリーバーもしくはプードルを交配した世代です。
F1Bであっても、カールの強さや抜け毛の量は一律ではありません。被毛の特徴は、親犬から受け継ぐ遺伝子の組み合わせによって異なります。
また、親犬の体格や毛質などの特徴を受け継ぐ場合もあります。

ゴールデンドゥードルは、ふわふわの被毛と愛らしい表情が魅力のミックス犬です。
毛色や毛質にはいくつか種類があり、親犬のどちらの特徴が強く出るかによって、被毛や体型にも違いが見られます。
ここでは、ゴールデンドゥードルの毛色や毛質、見た目の特徴について紹介します。
ゴールデンドゥードルの毛色は、クリームやゴールド、ブラック、アプリコット、ホワイトなどがあります。
個体によっては、成長に伴って毛色が薄くなったり、色合いが変化したりする場合があります。
毛色の変化も楽しみながら、一緒に暮らしてあげましょう。
ゴールデンドゥードルの毛質は3種類あります。
毛質も毛色と同様に、成長とともに特徴が現れます。
ゴールデンドゥードルは、ゴールデン・レトリーバーの特徴を受け継ぎ、たれ耳や穏やかな表情、しっかりとした体格になることがあります。
「スタンダード」の大きさで、ゴールデン・レトリーバーの特徴が強く出ると、ひと目ではゴールデンドゥードルだと気づかないこともあります。
ミックス犬であるゴールデンドゥードルは、親犬から受け継いだ特徴によって、被毛や体格など個体差がでるでしょう。
ゴールデンドゥードルは、プードルの特徴を受け継ぐことで、ウェーブやカールのある被毛になることがあります。
見た目も、プードルに似た容姿や体型が見られます。
プードルに似ていても、ゴールデンドゥードルはミックス犬なので、個体差が現れるのが特徴です。

ゴールデンドゥードルは、人懐っこく社交的な傾向があり、多くの運動を必要とするミックス犬です。
ここでは、ゴールデンドゥードルの代表的な性格について詳しく紹介します。
ゴールデンドゥードルは、人懐っこく社交的な性格をしています。
他の人や動物ともすぐに仲良くしやすい傾向があるでしょう。
ただし、人が好きなあまり興奮して飛びついてしまうことがあります。
「飛びつき」をさせないよう、適切なしつけをおこなうことが大切です。
ゴールデンドゥードルは、活発で運動量が多く、体を動かすことを好む傾向があります。
毎日の散歩だけでなく、ボール遊びやドッグランなどを取り入れ、楽しみながら運動しましょう。
また、ゴールデンドゥードルは人と一緒に遊ぶことも好むため、散歩や遊びを通して、コミュニケーションを取ることも大切です。
体格や体力に合わせて運動量を調節しましょう。
ゴールデンドゥードルは、飼い主に従順で学習能力が高い傾向があります。
飼い主のさまざまな指示に従ってくれる、とても賢い犬種です。
基本的なしつけの他に、「呼び戻し」のトレーニングも子犬のころから練習するとトラブル回避につながります。
ゴールデンドゥードルは、賢く学習能力が高いです。
「スワレ」「マテ」などの基本的なしつけなど、教えたことは比較的すぐに覚えてくれるので、しつけはしやすいでしょう。
賢い犬種だからこそ、子犬のころからしつけを開始し、一貫したしつけをおこなうことが大切です。

ゴールデンドゥードルは、人懐っこく賢い性格が魅力的な一方、毎日の運動やこまめな被毛のお手入れなど、継続的なケアも必要な犬種です。
ここでは、ゴールデンドゥードルの飼育に向いている人について詳しく紹介します。
ゴールデンドゥードルは、飼い主とのコミュニケーションを好み、学習能力も高い傾向があります。
一方で、覚えるのが早いからこそ、飼い主にとって好ましくない行動も身につけてしまう可能性があります。
褒めるしつけを基本とし、子犬のころから根気よくしつけに取り組みましょう。
ゴールデンドゥードルは、活発で運動を好むため、毎日しっかり身体を動かす時間を確保できる人に向いています。
散歩だけでなく、ボール遊びやドッグランなどを取り入れて、楽しみながら運動できる環境を作ってあげましょう。
運動不足になると、ストレスがたまり、問題行動につながる可能性があります。
毎日欠かさず運動の時間を確保しましょう。
ゴールデンドゥードルの被毛は、「ウェーブ」や「カール」などあり、必要なお手入れも異なります。
絡まりやすい被毛の子は、毛玉やもつれを防ぐためにこまめなブラッシングが欠かせません。
トリミングも定期的におこなう必要があるため、継続してケアできる人が向いています。

ゴールデンドゥードルと快適に暮らすためには、しつけや運動、食事の管理など飼育するために大切なポイントがあります。
ここでは、ゴールデンドゥードルを飼育する上で知っておきたいポイントを紹介します。
ゴールデンドゥードルの飼育には、しつけが大切です。
物覚えがよく飼い主に従順な性格をしているので、しつけは比較的しやすい犬種です。
「マテ」「スワレ」「フセ」などの基本的なしつけを覚えたら、少し難しいトレーニングにも挑戦してみましょう。
ゴールデンドゥードルは、人が好きなため急に飛びつくことがあります。
特に「スタンダード」の大きさのゴールデンドゥードルでは、愛犬が人に飛びついて思わぬケガにつながることもあります。
「飛びつき」をさせないように、しつけをおこなうことが大切です。
ゴールデンドゥードルの飼育には、毎日の散歩が欠かせません。
体の大きさや年齢、体力によって必要な運動量は異なりますが、1日2回、1回30〜60分を目安に散歩すると良いでしょう。
散歩以外にも、ドッグランで思いっきり走らせたり、室内でボール遊びなどの運動もさせてあげましょう。
ストレス発散や運動不足解消のためにも、毎日運動させてあげてください。
ゴールデンドゥードルの飼育には、食事と体重管理が必要です。
ゴールデン・レトリーバーの特徴を強く受け継ぐと、食欲旺盛になる場合があります。
肥満防止のためにも食事やおやつの管理は大切です。
年齢や体格、健康状態にあった総合栄養食を愛犬に与えましょう。
おやつの与えすぎも肥満の原因になるので、与えすぎには注意してください。
愛犬の体の状態を触ったり見たりして体型をチェックし、動物病院などに行った際は体重をはかってもらうと良いでしょう。
ゴールデンドゥードルは、抜け毛が比較的少ないですが、定期的なブラッシングは必要です。
長毛で柔らかい被毛は、絡みやすく毛玉ができることもあります。
特に、「カール」や「ウェーブ」のある被毛は絡まりやすいため、こまめにブラッシングをおこないましょう。
皮膚や被毛を傷つけないよう、優しくブラッシングをおこない、もつれや汚れを取ってあげることが大切です。
ゴールデンドゥードルの被毛は、カットしないと伸び続けるため、定期的なトリミングが欠かせません。
被毛の毛質や長さによって異なりますが、月1回程度を目安にトリミングサロンなどに行きましょう。
トリミングサロンではカットだけでなく、シャンプーや歯磨き、爪切り、耳掃除など追加でできる場合があります。
愛犬に合わせて、必要なお手入れをしてもらいましょう。
ゴールデンドゥードルの飼育は室内飼育が基本となるため、室内環境を整える必要があります。
ケージは、成犬になったときの体の大きさも考えて、ゆとりのある大きさを用意してあげましょう。
直射日光があたらず、家族の気配を感じながらも落ち着いて休める場所に設置します。
また、床には滑りにくいマットを敷き、足腰への負担を減らすことも大切です。
誤飲を防ぐために、口に入りそうな大きさの物は届かない場所に片付け、電気コードにはカバーをつけるなど対策もおこないましょう。
夏場は冷房をつけるなど、室温管理も大切です。

ゴールデンドゥードルと長く一緒に暮らすためには、普段から愛犬の健康状態を確認し、適切なケアをおこなうことが大切です。
ここでは、ゴールデンドゥードルの平均寿命や注意すべき病気・ケガなどについて紹介します。
ゴールデンドゥードルの平均寿命は、約12〜13歳です。
飼育環境や生活習慣によって前後しますが、健康で長生きできるように、日々のケアをかかさずおこないましょう。
ゴールデンドゥードルの注意すべき病気やケガは以下の通りです。
| 病気・ケガ | 症状 |
|---|---|
| 股関節形成不全 | 股関節が正常に形成されず、歩行時のふらつきや跛行、立ち上がりにくさなどが見られることがあります。足を引きずったり、座り方がおかしかったりする症状が見られます。 |
| 外耳炎 | 耳の蒸れや汚れ、アレルギー、細菌・酵母など、さまざまな原因によって外耳道に炎症が起こります。赤みやかゆみ、悪臭などが見られることがあります。 |
| 進行性網膜萎縮症 | 網膜の細胞が徐々に変性し、視力が低下する遺伝性の病気です。暗い場所でものにぶつかったり、歩き方がぎこちなくなったりします。 |
| 膝蓋骨脱臼 | 膝蓋骨が外れてしまう病気で、スキップしたり歩行に異常が見られます。 |
| 熱中症 | 高温多湿の環境や激しい運動などによって体温を十分に下げられなくなると、熱中症を発症する可能性があります。体が熱くなり、元気消失、呼吸が荒いなどの症状が出て、重症の場合は意識障害などの症状も見られます。 |
ゴールデンドゥードルの健康を守るためには、日ごろから愛犬の様子をよく観察し、病気やケガの予防を心がけることが大切です。
適切な食事量と毎日の運動で体重を管理し、定期的に健康診断を受けに行きましょう。
また、被毛や耳のケアなど日常的にチェックし、いつもと違う様子が見られたら、早めに動物病院へ相談することも大切です。
ゴールデンドゥードルに健康で長く暮らしてもらうためには、毎日の生活習慣を整えることが大切です。
食事は愛犬の年齢や体格に合ったものを選び、おやつの与えすぎにも注意しましょう。
肥満防止やストレス発散のためにも、毎日運動させてあげることも、健康維持につながります。
また、定期的に検診を受けることで、病気の早期発見にもつながります。
食事や運動、定期的な健康チェックを続け、愛犬の健康を支えてあげましょう。

ゴールデンドゥードルを家族に迎えるには、購入費だけでなく、ケージや食器などの飼育用品、医療費などの費用も必要です。
ここでは、ゴールデンドゥードルを迎える際に、必要な初期費用と年間費用の目安について紹介します。
ゴールデンドゥードルを迎える際は、購入費だけでなく、生活用品や医療費などの初期費用も必要です。
目安は以下の表を参考にしてください。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 購入費 | 約20万~30万円 |
| 去勢・避妊手術代 | 約4万~8万円※性別、体重、術前検査、病院によって異なる |
| ケージなどのグッズ代 | 約10万円 |
| 合計 | 約34万~48万円 |
購入費は、ペットショップやブリーダーなど、どこで購入するかによって値段が異なります。
去勢・避妊手術の時期は個体差があるため、かかりつけの獣医師と相談して決めましょう。
ゴールデンドゥードルの飼育には、食費や医療費、日用品代などさまざまな費用がかかります。
飼育環境や体格によって異なりますが、年間費用の目安は次の表を参考にしてください。
| 項目 | 費用目安 |
|---|---|
| 食費 | 約6万~7.2万円 |
| 医療・予防費(健康診断、フィラリア予防、ノミ・ダニ予防など) | 約5万~8万円 |
| 予防接種費(狂犬病予防注射、混合ワクチンなど) | 約1.2万円 |
| トリミング代※1回約10,000円で年12回利用した場合 | 約12万円 |
| シートなどの日用品 | 約6万~12万円 |
| 合計 | 約30.2万~40.4万円 |
病気になったり年齢を重ねたりすると医療費や介護用品代が増えることもあるため、余裕を持った資金計画を立てておくことが大切です。
万が一に備えて、ペット保険への加入も検討すると安心でしょう。