飼いやすい犬とは?初めて犬を飼う人におすすめの犬種を紹介

飼いやすい犬とは?初めて犬を飼う人におすすめの犬種を紹介
記事監修

Dear WAN Court 編集部

ペット共生型賃貸マンション企画・運用

ペット共生型マンション「Dear WAN Court(ディアワンコート)」の企画・運用経験から蓄積された知見に基づき、ペットとの暮らしを豊かにするお役立ち情報をお届けします。

初めて犬を飼う人にとって、飼いやすい犬はどの種類か、どの犬種を飼うのかまだ決めていないという人もいるのではないでしょうか。

飼い主の生活習慣や犬種、しつけのしやすさなどによって、飼いやすい犬は異なります。

本記事では、マンションなどでも飼いやすい犬の条件や飼いやすい犬の種類、飼いやすい犬の育て方を紹介します。

これから犬を飼おうと思っている人やどの犬種にしようか迷っている人は、ぜひ参考にしてみてください。

飼いやすい犬とは

床に顔をつけて、うとうとした表情のシーズーの子犬

マンションなどで犬を飼う場合、飼いやすい犬の条件があります。

犬の性格やしつけの覚えやすさなどがありますので、細かく紹介していきます。

犬の性格や性別

飼いやすい犬の性格は、穏やかで人懐っこく、友好的な犬です。

子供がいる家庭やペットをすでに飼育している家庭でも、仲良くできる可能性があります。

性別も性格に違いがあり、オスは甘えん坊でやんちゃ、メスは穏やかで大人びた性格の犬が多いです。

しかし、個々により性格に違いがあるため、犬種や性別だけでは性格は決まりません。

お手入れのしやすさ

抜け毛が少なく、毛玉ができにくく、体臭がほとんどない犬はマンションでも飼いやすいです。

抜け毛が多いと頻繁に掃除が必要になり手間がかかります。

また、体臭があるとシャンプーなどのお手入れをしっかりおこなうことが必要です。

共働きの家庭や忙しい1人暮らしの人などは、お手入れがしやすく手間のかからない犬が飼いやすいでしょう。

しつけの覚えやすさ

落ち着きがあり、従順で賢い犬は、飼いやすいです。

トイレトレーニングや無駄吠え、噛み癖などのしつけがおこないやすく、マンションなどで近所迷惑にならないようにしつけることができます。

人間社会や家庭のルールもしっかり覚えてくれるので、飼いやすいです。

犬の大きさ

初めて犬を飼う方やマンションで飼う人は、小型犬がおすすめです。

小型犬だと、十分な犬の飼育スペースを確保できます。

また、運動量も少ないので室内で遊ぶことも可能です。

小型犬といっても、犬種によって2㎏から8㎏までの大きさの犬がいます。

飼育できるスペースの広さがあるかを考え、ご自身が飼いやすい大きさの犬を選びましょう。

犬の運動量

運動量の少ない小型犬は、忙しい人にも飼いやすい犬です。

室内で「取ってこい」や「引っ張りっこ」などで一緒に遊んであげたり、一人遊びで体を動かしたりするだけで、ストレス発散ができ満足してくれます。

外に出ることも大切なので、時間があるときには、散歩に連れて行ってあげましょう。

散歩によって、他の人や犬とふれあうことが大切です。

飼いやすい犬種

飼いやすい犬種は、「人懐っこい」「落ち着いている」などの性格やお手入れの頻度などさまざまです。

犬種によっても違いがあり、ここでは飼いやすい犬種を紹介します。

トイプードル

舌を出して軽やかに芝生の上を歩く茶色のプードル

トイプードルは、フレンドリーで賢く、人懐っこい性格をしており、飼いやすい犬種です。

抜け毛や体臭も少ないので、マンションでの飼育にも向いています。

また、犬アレルギーの方でも飼えると言われています。

遊びや散歩が大好きで、毎日コミュニケーションを取りながら遊んであげましょう。

抜け毛は少ないのですが、毛玉になりやすい被毛のため、毎日のブラッシングと月に1回のトリミングがおすすめです。

カットもいろいろあるので、好みのカットを楽しめます。

チワワ

芝生の上に立ち、真剣なまなざしでこちらを見つめる茶色のチワワ

チワワは、小型犬の中でも小さい犬種です。

明るく忠実で、適応力に優れています。

しかし、警戒心が強く、勇敢な一面もあるため、他の人や犬に吠えやすいです。

幼少期からしっかりとしつけをおこない、社会性を身につけるようにしましょう。

運動量や体臭は少なく、お手入れが比較的簡単なため、マンションなどで飼いやすい犬です。

長毛のロングコートと短毛のスムースコートの2種類があり、毛色の種類も多くあります。

シーズー

黄色いおもちゃを前足のそばに置き、じっとこちらを見つめるシーズー

シーズーは、友好的で穏やかな性格をしています。

無駄吠えや噛み癖も少なく、初めて犬を飼う人にも飼いやすい犬種です。

協調性がありしつけがしやすい犬種で、マンションでも安心して飼うことができます。

抜け毛は少ない犬種ですが、毎日のブラッシングは欠かさずおこないましょう。

運動量も少なく、一人遊びも得意です。

皮膚の炎症をおこしやすい犬種のため、清潔に保つようお手入れをしてあげてください。

ヨークシャーテリア

リラックスした様子で床に寝そべり、つぶらな瞳でこちらを振り向くヨークシャ―テリア

ヨークシャーテリアは、甘えん坊で活発、落ち着いた性格が多く、飼いやすい犬種です。

好奇心旺盛で賢いですが、プライドが高く負けん気の強いテリア気質も持っています。

甘やかしすぎないように注意し、しつけは根気よくしっかりとおこないましょう。

抜け毛が少ない犬種ですが、毛が細いため毛玉になりやすいです。

毎日ブラッシングをおこない、月に1回のトリミングに行ってください。

一生のうちに被毛の色が変化する魅力も持っています。

パピヨン

地面から四肢を浮かせて元気よく走る、耳の大きなパピヨン

パピヨンは、活発で友好的、賢い犬種です。

好奇心旺盛なため、イタズラを覚えてしまいますので、しつけは慎重に行いましょう

散歩中の拾い食いや家の中での誤飲にも注意してください。

お手入れは簡単で手間がかかりませんが、ブラッシングは必要です。

運動量も少ないですが、ストレス発散のために散歩には連れて行ってあげましょう。

パグ

茶色いカーペットの上に座り、頭をかしげてこちらを見上げるパグ

パグは、マイペースで明るく、愛嬌があり飼い主に忠実な犬種です。

温厚な性格のため、小さい子供がいる家庭でも飼いやすく、初めて犬を飼う人におすすめです。

体はがっしりと筋肉質で、抱き心地は固いと感じるでしょう。

毎日ブラッシングをして顔のシワを拭いてあげてください。

パグの顔のシワは、汚れが溜まりやすいので、丁寧に優しく拭いてあげましょう。

ポメラニアン

コンクリートの道の上で、楽しそうにこちらを見上げる茶色のポメラニアン

ポメラニアンは、活発で好奇心旺盛な性格で愛嬌たっぷりで飼いやすい犬種です。

運動量は少ないので短時間の散歩で満足します。

足の骨が細いため、骨折しないように注意して遊んであげましょう。

人懐っこい性格ですが、警戒心が強く興奮した際に吠えたり人に嚙みついたりする可能性があります。

幼少期からしっかりしつけをして、大きな音や人、犬などさまざまなものに触れさせ慣れさせておきましょう。

キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

花咲く草原の中で、楽しそうに見上げるキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

キャバリアは、小型犬の中でも大きめの犬種で、5㎏から8㎏ほどあります。

性格は、優しく穏やかで、社交的なため、初めて犬を飼う方でも飼いやすい犬種です。

無駄吠えが少なく、遊ぶのが大好きで、室内でも屋外でもたくさん遊んであげましょう。

抜け毛が多く、涙焼けができやすいので、毎日のブラッシングとお顔を清潔に保つように心がけてください。

また、たれ耳の犬種は、通気性が悪いため、耳のお手入れも忘れないようにしましょう。

ミニチュアダックスフント

満開の白いアジサイの前で、楽しそうにこちらを見つめる茶色のミニチュアダックスフンド

ダックスは、人に懐きやすく、順応性があるため飼いやすい犬種です。

忠誠心が強く、しつけがしやすい犬種ですが、吠えやすい犬種のためしっかりとしつけをおこなってください。

抜け毛が多く、毎日のブラッシングが必要です。

胴長短足と特徴的な体型をしており、腰に負担がかかりやすいです。

ヘルニアにならないよう、食事管理などに気をつけて飼育してください。

マルチーズ

芝生の上で伏せて、笑顔でこちらを見上げる白いマルチーズ

マルチーズは、温厚で従順な性格をしており、頭の良い犬種です。

人懐っこく素直な性格なので、しつけがしやすく、子供がいる家庭でも安心して飼うことができます。

運動量は少ないですが、毎日の散歩は欠かさずにおこないましょう。

被毛が白いため汚れが目立ちやすく、毛玉もできやすいのでブラッシングは定期的におこない、月に1回のトリミングも忘れずに連れて行ってください。

抜け毛は少なく、掃除の手間はほとんどかかりません。

ミニチュアシュナウザー

柄のブランケットが敷かれたソファで横になってくつろぐミニチュアシュナウザー

ミニチュアシュナウザーは、友好的で勇敢、温厚な性格をしている犬種です。

怖いもの知らずですが、警戒心も強く吠えやすくもあります。

とても利口で賢いので、しつけも覚えやすく初めて犬を飼う人でも飼いやすいでしょう。

運動が大好きなので、毎日散歩をしたり室内で遊んであげたりしてください。

ブラッシングは欠かさずおこない、月に1回はトリミングをしましょう。

飼いやすい犬に育てるポイント

白い紙をくわえながら、いたずらっぽい目でこちらを見る茶色のプードル

飼いやすい犬に育てるには、幼少期のしつけやストレス発散のための散歩が重要になってきます。

人間社会や家庭で、問題行動を起こさないよう飼いやすい犬に育てるポイントを紹介します。

社会化期が重要

飼いやすい犬に育てるためには、生後3カ月までの社会化期が重要です。

この期間に「まて」や「おすわり」「トイレトレーニング」などのしつけをしっかりおこないます。

また、外にでて、人や犬と関わり、さまざまな環境を体験させてあげましょう。

さまざまな環境に慣れさせることで、精神的に安定し、成長しても怖がって吠えるなどの問題行動を起こさない犬になりやすいです。

人間社会や家庭の中で一緒に暮らしやすくなることで、飼いやすい犬になってくれます。

幼少期のしつけ

しつけは幼少期からしっかりおこなうことで、飼いやすい犬に育ちます。

犬のしつけは、出来たことを思いっきり褒めてあげることで、犬本来の能力が伸びます。

粗相や言うことを聞かないからと言って叱るのではなく、出来たことをたくさん褒めてあげましょう。

「まて」や「おすわり」のしつけ、甘噛みをなくすしつけ、留守番ができるようサークルに慣れさせるしつけなど、幼少期からしっかりと覚えさせてください。

サークルは犬が落ち着ける場所に設置します。

子犬はコードなどさまざまなものに興味を持って口に入れるので、危ないものは片づけるか犬が届かない場所にしまいましょう。

しっかりとしつけをおこなうことで、マンションでも飼いやすい犬に育ちます。

飼い主とのコミュニケーション

飼い主の愛情を注ぎ、コミュニケーションを取ることで、飼いやすい犬に育てることができます。

しつけや遊び、散歩などを通して犬とふれあい、犬の反応を観察しながら愛を持って接してあげましょう。

犬種によってある程度の性格はありますが、犬にも個性があります。

犬の個性をしっかり受け止め、信頼関係を築いてください。

飼い主からたくさん愛情をもらった犬は、精神的に安心して生活でき、飼いやすい犬になるでしょう。

散歩などの運動

散歩などの運動は、ストレス発散や運動不足解消、外の良い刺激をうけます。

ストレスの少ない犬は、問題行動が少なくなります。

散歩は、社会化期にも重要になってきますので、運動量が少ないと言われている犬種でも大切です。

近くの公園やドッグラン、時間が取れる時は一緒に旅行や遠出をして楽しみましょう。

犬と触れ合うことでコミュニケーションも取れ信頼関係が築け、飼いやすい犬に育ちます。

毎日のお手入れ

ブラッシングや耳掃除、爪切りなど毎日のお手入れは欠かさずにおこなってください。

お手入れの頻度は、犬によって異なります。

涙焼けのケアを毎日おこなう犬種や、毛玉になりやすい犬種などさまざまのため、犬に合ったお手入れをおこないましょう。

トリミングが必要な犬種は、動物病院やトリミングサロンでプロに頼むのがおすすめです。

自宅でシャンプーが出来るようであれば、犬用のシャンプーを用意してください。

犬が舐めても安心なウェットシートもあるので、被毛やおしりに汚れが付いたらふき取ってあげます。

毎日のお手入れをすることで、犬が清潔に保たれ、飼いやすい犬になってくれます。

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