チワックスの魅力とは?性格・特徴・飼育のポイント、注意すべき病気などを解説

チワックスの魅力とは?性格・特徴・飼育のポイント、注意すべき病気などを解説
記事監修

natsuki

トリマーC級ライセンス、家庭犬しつけライセンス、ペット販売士ライセンス

総合ペット学院自由ヶ丘アカデミア卒業。ペットショップにて、生体やグッズの販売の他、繁殖犬や猫の世話、子猫のミルクやりなどの業務を行なう。ヨーキー2匹、三毛猫、セキセイインコなどの飼育経験あり。趣味でドッグマッサージや犬の手作りごはんを学ぶ。

チワックスは、チワワとダックスフンドを親に持つ人気のミックス犬です。

小柄で可愛らしい見た目をしていますが、「チワックスってどんな犬?」「飼いやすい犬種なの?」「しつけは大変なの?」などと気になっている方もいるのではないでしょうか。

チワックスはミックス犬のため、見た目や性格は親犬のどちらの特徴を受け継ぐかによって個体差があります。

本記事では、チワックスの基本情報や性格、飼育のポイント、平均寿命や飼育費用の目安まで詳しく紹介します。

ぜひ参考にしてみてください。

チワックスの基本情報と起源

茶色い芝生で伏せている白と黒のチワックス

チワックスは、親犬の特徴によって見た目や性格が異なる犬種です。

ここでは、チワックスの基本情報や誕生した背景、ミックス犬ならではの特徴について紹介します。

基本情報(原産国・体高・体重)

原産国(親犬)

・チワワ:メキシコ

・ダックスフンド:ドイツ

体高:21~22cm

体重:3~5kg

チワックスは、チワワよりも多少大きめの体つきになり、体重が5㎏以上になる個体も稀にいます。

チワックスの起源

チワックスは、チワワとダックスフンドを親に持つミックス犬です。

1990年代頃にアメリカでブリーディングされました。

小型で飼育しやすいチワックスは、家庭犬として人気が高まります。

アメリカでの人気の影響で、日本にもチワックスが広まり、現在でも愛され続けています。

ミックス犬としての特徴(個体差の出方)

チワックスは、チワワの小顔とダックスフンドの胴長短足など、両親犬の特徴を受け継ぐミックス犬です。

どちらの親の特徴が出るかは個体によって異なり、成長してみないと分からないことも少なくありません。

子犬のころはたれ耳だった子が、成犬になると立ち耳になったり、体型や顔立ちが変化したりすることもあります。

成長による変化を楽しめるのは、ミックス犬ならではの魅力と言えるでしょう。

チワックスの見た目の特徴

飼い主を見上げている黒と白のチワックス

チワックスの魅力のひとつは、個体によって異なる見た目です。

見た目だけでなく、毛色のバリエーションも豊富で、同じチワックスでも印象はさまざまになります。

ここでは、チワックスの見た目の特徴について解説します。

毛色の種類

チワックスの毛色は、カラーバリエーションが豊富です。

ブラウンやクリーム、ブラックなどの単色のほか、ブラック&タンなどのバイカラー、2色以上の毛色が混ざるパーティーカラーなどさまざまな毛色が見られます。

親犬であるチワワとダックスフンドはどちらも毛色の種類が多く、チワックスも豊富な毛色のバリエーションを持っています。

ダックスフンドのような見た目なのに毛色がチワワっぽい、その逆の特徴があらわれたりすることもあります。

チワワ寄りの見た目

チワワ寄りの見た目になると、丸い頭に大きな瞳、小柄な体型を持った個体になります。

立ち耳が多いチワワですが、稀にたれ耳を持つ個体もいます。

毛色は、クリームやレッド、ホワイト、チョコ&タンなどさまざまです。

警戒心の強いチワワですが、愛情深く愛くるしい表情が魅力的です。

ダックスフンド寄りの見た目

ダックスフンド寄りの見た目になると、胴長短足でたれ耳になります。

毛色はダックスフンドに見られる、レッドやイエロー、チョコ&タンやブラック&タンなどのバイカラーになるでしょう。

エネルギッシュで好奇心旺盛なダックスフンドの性格も受け継がれています。

チワックスの性格

こちらに向かって走ってくるクリーム色のチワックス

チワックスは、甘えん坊で活発、遊び好きな一面を持っています。

一方で、警戒心が強く、子犬のころからの社会化が重要です。

親犬のどちらの性格を受け継ぐかによって異なりますが、ここではチワックスの性格について紹介します。

甘えん坊

チワックスは、甘えん坊な一面があります。

スキンシップが大好きで、ずっと飼い主と一緒にいたい傾向があります。

一方で、飼い主への愛着が強くなりすぎると、留守番を苦手とする場合があります。

子犬のうちから適度に一人で過ごす時間を設け、落ち着いて留守番ができるように練習しておくことが大切です。

警戒心が強い

チワックスは、警戒心が強い一面があります。

チワワもダックスフンドも警戒心が強く、見慣れない物をみたり聞きなれない音を聞いたりすると吠えてしまうという問題行動につながります。

子犬のころからさまざまな物や音、人や動物に慣れさせるように社会化をおこないましょう。

チャイムの音や知らない人など、「怖くない」と思わせてあげることが大切です。

活発で遊び好き

チワックスは、活発で遊び好きな性格もある犬種です。

お散歩やボール遊びなど、体を動かすことを好む傾向があります。

運動不足になるとストレスを溜めてしまうことがあるため、毎日の散歩や遊びで適度に発散させてあげましょう。

ただし、興奮して高い場所から飛び降りるとケガにつながる恐れがあります。

遊ぶ際は安全に配慮しながら楽しませてあげることが大切です。

しつけはしやすい?

チワックスは、比較的しつけがしやすい犬種です。

しつけは、子犬のころから少しずつおこなってください。

警戒心による無駄吠えや幼少期の社会化などのトレーニングをおこないます。

愛犬とコミュニケーションを取りながら、楽しくしつけをしていきましょう。

チワックスの飼育のポイント

つぶらな瞳でこちらを見上げているクリーム色の子犬のチワックス

チワックスは比較的飼育しやすい犬種ですが、警戒心の強さや活発な性格を理解したうえで飼育することが大切です。

ここでは、チワックスの飼育のポイントについて解説します。

幼少期の社会化トレーニング

チワックスは、幼少期の社会化トレーニングが大切です。

特に生後3〜12週ころは社会化期と呼ばれ、この時期にさまざまな物や音、知らない人や動物などに触れさせてあげましょう。

ワクチン接種前なら、抱っこして外に出してあげることもおすすめです。

警戒心が強く吠えやすいチワックスには、社会化の時期に「怖くない」と思わせてあげることが重要になります。

無駄吠え対策

チワックスは、警戒心の強さから吠えやすい傾向があります。

近所の人と騒音トラブルにならないよう、無駄吠え対策は大切です。

幼少期の社会化トレーニングをおこない、音や知らない人などに吠えずに静かにしていたら、褒めてご褒美をあげましょう。

興奮して噛んでしまう場合もあるので、噛み癖にも注意し、しつけをおこなってください。

散歩でストレス発散

チワックスを飼育するには、散歩でストレスを発散させてあげましょう。

1日2回、15〜30分程度の散歩へ行き、外に出られない日は室内で遊んであげます。

ストレス発散の意味もありますが、運動不足の解消や社会化を身につけるためにも散歩は必要です。

散歩は運動だけでなく、飼い主さんとのコミュニケーションの時間にもなります。

たくさんの運動量は必要なく、体力には個体差もあるため、愛犬の様子を伺いながら散歩の時間を調整しましょう。

飼育環境を整える

チワックスを飼育する際には、飼育環境を整えることが大切です。

ダックスフンド寄りの体型を受け継いだチワックスは、腰に負担がかかりやすく、滑りやすい床ではケガをしてしまう恐れがあります。

床には、滑りにくい素材のマットやカーペットを敷きましょう。

また、キッチンなど入っては危険な場所には行けないように柵を設置したり、口に入れると危ない物は愛犬の手の届かない場所にしまったりしてください。

階段やソファなどの高い場所からの飛び降りにも注意が必要です。

ソファにはドッグステップなどを設置し、高い場所からの飛び降りをさせないように工夫しましょう。

定期的なブラッシング

チワックスには、定期的なブラッシングが必要です。

ブラッシングは、被毛を整え、皮膚の血行を促進させます。

また、愛犬とのコミュニケーションも深まります。

スリッカーブラシなど、毛質に合ったブラシを選び、優しくブラッシングしてあげましょう。

被毛の長さや毛質によってお手入れ頻度は異なりますが、定期的なブラッシングで抜け毛や毛玉を防ぎましょう。

清潔に保つために、月に1回のシャンプーもおこないましょう。

トリミングは、必要なら全身のカットをしてください。

ただし、足の裏やお尻周りなど汚れやすい場所の毛は、定期的なカットが必要です。

爪切り・歯磨き・耳掃除のケア

チワックスは、ブラッシング以外にも、爪切りや歯磨き、耳掃除のケアをおこないます。

爪切りは、伸ばしっぱなしにすると肉球に刺さるなどのケガをしてしまいます。

爪が伸びていたら、犬用爪切りでカットしてあげましょう。

歯磨きは、毎日おこなうのが理想です。

難しい場合でも、できるだけ習慣化して歯石の蓄積を防ぎましょう。

耳掃除は、耳が汚れていたら、見える範囲で汚れをふき取ります。

犬用のウエットシートを使用し、優しく拭いてあげましょう。

特に、たれ耳の場合は耳の中が蒸れやすいのでこまめにチェックしてあげてください。

チワックスの平均寿命と健康管理

口を開けて耳を下に向けている黒と白の毛色をしたチワックス

チワックスと長く一緒に暮らすためには、日頃のケアや定期的な健康チェックが欠かせません。

ここでは、チワックスの平均寿命や注意すべき病気、健康管理のポイントを解説します。

平均寿命

チワックスの平均寿命は、13~15歳です。

生活環境などでも寿命は変わってきます。

健康で長生きしてもらうよう、病気やケガの予防をおこない、定期的に検診へ行きましょう。

注意すべき病気・ケガ

チワックスの代表的な病気・ケガとしては、以下のものが挙げられます。

膝蓋骨脱臼(パテラ):ひざのお皿の骨が外れてしまう疾患で、歩き方が不自然になることがあります。

椎間板ヘルニア:背骨の間にある椎間板が脊髄を圧迫し、痛みや麻痺がおこる病気です。

弁膜症:加齢や変性によって心臓の弁が正常に閉じなくなり、血流が逆流する病気です。

外耳炎:耳の外側部分が炎症をおこす病気です。耳を掻いたり、赤みや汚れ・異臭がするなどの症状が現れます。

予防とケアのポイント

チワックスを健康で長生きしてもらうには、病気やケガの予防とケアが大切です。

足や腰に負担がかかりやすいので、床には滑らないようなマットを敷いたり、高い場所から飛び降りをさせないようにしたりしましょう。

また、病気の早期発見のために、愛犬の歩き方や仕草を観察し、体調に変化がないかをチェックします。

いつもと様子が違っていたり、体を痛がっていたりした場合、早めに病院で診察してもらいましょう。

耳や口臭は悪臭がないか、皮膚や被毛の状態などもチェックし、定期的に検診をおこなってください。

寿命を延ばすための生活習慣(食事・運動・検診)

チワックスの寿命を延ばすためには、食事や運動、検診が大切です。

食事は愛犬の体格などに合った適切なフードを選び、太らせすぎないよう管理します。

食後の歯磨きも忘れずにおこないましょう。

運動は、ストレス発散や運動不足解消、飼い主とのコミュニケーションにもなるため、1日2回の散歩へ行きます。

外へ出られない日は、室内でおもちゃなどを使って遊んであげてください。

定期的に検診をおこない、愛犬の生活習慣をより良くしてあげましょう。

チワックスと暮らすための費用目安

たれ耳のクリーム色の毛色のチワックス

チワックスとの暮らしには、生体価格だけでなく、食費や医療費、日用品などの維持費も必要になります。

ここでは、チワックスの飼育にかかる初期費用と年間費用の目安を紹介します。

初期費用(購入・グッズ・ワクチンなど)

チワックスの初期費用の目安は次の表を参考にしてください。

項目費用目安
購入費約150,000円~400,000円
去勢・避妊手術代約15,000円~30,000円
ケージなどのグッズ代約50,000円~100,000円

購入費は、ペットショップやブリーダーなど、どこで購入するかによって値段が異なります。

去勢・避妊手術は、繁殖をしないのであれば生後6カ月ごろにおこなうとよいでしょう。

年間費用の一例(食費・医療費・トリミング代)

チワックスの飼育には、食費や医療費、日用品代などさまざまな費用がかかります。

項目費用目安
食費約36,000円~60,000円
医療費約30,000円~50,000円
ワクチン代(混合、狂犬病)約12,000円
トリミング・シャンプー代約36,000円
シートなどの日用品約10,000円~50,000円

飼育環境や体格によって異なりますが、年間費用の目安は次の表を参考にしてください。

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