2026年01月05日
2026年01月28日
natsuki
トリマーC級ライセンス、家庭犬しつけライセンス、ペット販売士ライセンス
ふわふわで真っ白い被毛が特徴のビションフリーゼは、初心者でも飼育しやすい犬種です。
見た目の可愛さだけで迎えると、「お手入れは大変?」「運動量はどれくらい?」「飼育費用は?」などと疑問も多く出てくるでしょう。
本記事では、ビションフリーゼの性格や見た目の特徴をはじめ、飼育のコツやお手入れ方法、健康管理、気になる費用までをわかりやすくまとめました。
ビションフリーゼとの暮らしを安心して楽しむために、ぜひ参考までに最後までご覧ください。

ビションフリーゼは、明るい性格をした小型犬です。
詳しい性格や大きさ、被毛の特徴などを紹介します。
ビションフリーゼの性格は、活発で遊び好き、人にも犬にもフレンドリーな犬種です。
無駄吠えも少ないため、マンションなどでも安心して飼育できます。
犬の飼育初心者の飼い主さんでも飼いやすく、明るく素直なので、しつけのトレーニングも比較的やりやすいです。
ただし、甘やかしすぎたり、運動をあまりせずストレスがたまったりすると、無駄吠えなどの問題行動をとる可能性があります。
散歩でしっかり運動をさせて、コミュニケーションをとるようにしましょう。
ビションフリーゼは、小型犬で、骨と筋肉がガッチリとした体をしています。
JKC(ジャパンケンネルクラブ)によると、体高が25㎝〜29㎝、体重は5kg前後です。
体のバランスは、胴が長く、足が短い体型をしています。
ビションフリーゼの被毛は、粗い巻き毛と細く柔らかい毛の両方を持つダブルコートです。
毛色は、純白のみで、子犬の頃はベージュがかった毛色の子もいます。
ふわふわの見た目をしており、触ると弾力感があります。
ビションフリーゼの原産国は、フランスとベルギーです。
ルネッサンス時代にイタリアからフランスに持ち込まれ、フランスとベルギーで大変人気の犬種になりました。
第一次・第二次世界大戦後には、血統がほぼ消滅しましたが、フランスとベルギーのブリーダー達によって数が増え、現在でも人気の犬種になっています。

ビションフリーゼは、初心者でも飼育しやすい犬種です。
しかし、飼育する上での注意点もあるため、飼育のポイントを詳しく紹介します。
ビションフリーゼは、活発で運動が大好きです。
1日2回、朝と夕方に15分〜30分程度の散歩へ行きましょう。
天気や飼い主の都合などで散歩に行けない場合は、室内で遊んであげてください。
犬用のおもちゃを使って、引っ張りっこや取ってこいなど、コミュニケーションを取りながら遊んであげると良いでしょう。
運動をさせてあげることで、運動不足解消やストレス発散にもなります。
ビションフリーゼは、膝蓋骨脱臼などの関節トラブルになりやすいため、お迎えをする前に滑りにくい床材を用意しましょう。
滑り止め付のペットマットやすべり止め用の床用ワックスなどで対策してください。
足裏の毛をカットしてあげることも大切です。
他にも、高いところから飛び降りさせないようにする、段差をなくす、危ない場所に入らないよう仕切りをするなどして、安全に過ごせるようにしてあげましょう。
ビションフリーゼは、明るく素直で抱っこが大好きな犬種ですが、可愛すぎるからと言って甘やかしすぎないように注意しましょう。
甘やかしすぎてしまうと、自分が中心にいたい思いが強くなりわがままな性格になってしまう可能性があります。
また、飼い主さんがいないとストレスを感じてしまい分離不安になったり、かまって欲しくて無駄吠えなどの問題行動に繋がってしまうこともあるでしょう。
要求には応えず、飼い主中心になるようなしつけをしたり、コミュニケーションを取ったりしてください。
ビションフリーゼは、ダブルコートの被毛を持っているため、暑さに弱い犬種です。
夏の時期には、室温が25℃前後になるようにエアコンを使用しましょう。
散歩にも注意が必要で、夏の散歩によって熱中症や肉球の火傷のリスクがあります。
夏は、早朝や夜など、日差しがなく涼しい時間帯に行きましょう。
暑い日は無理に散歩に行かず、室内でたくさん遊んであげるなど運動不足にならないように対策してください。
ビションフリーゼのような小型犬には、栄養バランスが整えられた小粒の総合栄養食を選びましょう。
フードには、皮膚や被毛を健やかに保つ成分が入ったフードや関節をサポートする成分が入ったフードなどがあります。
動物病院で相談し、愛犬に合ったフードを与えましょう。
食いつきが悪いときは、トッピング用のおやつを一緒に与えたり、愛犬の好みのフードにかえたりしてください。
ビションフリーゼは、食欲旺盛な子が多く、肥満になりやすいです。
おやつはご褒美程度にし、しっかり運動をさせてあげましょう。
ビションフリーゼの平均体重は5㎏前後ですが、個体によって体の大きさが異なります。
BCS(ボディコンディションスコア)でチェックし、肥満にならないように管理してあげてください。
BCSとは、犬の見た目と触った状態から、5段階または9段階で体型を評価する指標です。
手軽にいつでもチェックできるので、痩せすぎていないか太り過ぎていないかを確認してみてください。

ビションフリーゼは、被毛などのお手入れが必須です。
お手入れの方法やポイントを紹介します。
ビションフリーゼの被毛は、絡みやすく毛玉ができやすいので、毎日ブラッシングをしてあげましょう。
スリッカーブラシで根元から優しくブラッシングし、仕上げにコームで梳かしてあげます。
力を入れてブラッシングしてしまうと、皮膚を傷つけてしまいます。
優しく丁寧におこなうことがポイントです。
大きな毛玉は、ハサミでカットして取り除くことをおすすめします。
短時間でも毎日おこなうことで、皮膚トラブルになりにくくなったり、皮膚の異常を早く見つけることができます。
上手くブラッシングができない場合は、トリミングサロンで相談してみましょう。
ビションフリーゼは、カットしなければ被毛が伸び続けます。
そのため、トリミングは月に1回はおこないましょう。
個体差によって汚れや臭い、被毛の伸びるスピードが異なるので、月に1回でも気になるようなら3週間に1回など、トリミングの期間を変更してください。
カットと一緒に、シャンプーや爪切り、耳掃除などもしてキレイに整えてもらうと良いでしょう。
汚れやすい目の周りやお尻周り、足裏の毛などは、2〜3週間に1回のペースで部分カットをしてもらうことをおすすめします。
ビションフリーゼのカットには、「まんまるカット」「テディーベアカット」「マッシュルームカット」などがあります。
ビションフリーゼは、口や目の周りが汚れやすく、被毛が白いため、汚れが目立ちます。
口の周りは、食後や唾液で汚れやすく、目は涙焼けによって汚れが付着します。
ペット用のお手入れシートや湿らせたコットンなどで優しくこまめに拭いてあげましょう。
汚れを放置していると、かぶれて皮膚炎になる可能性もあるので、清潔に保つことが大切です。
歯周病予防のために、毎日の歯磨きは欠かせません。
少なくとも3日に1回は歯磨きをしましょう。
歯磨きは、子犬のころから少しずつ慣れさせてください。
まずは、口の周りや口の中を触られることに慣れさせます。
指で歯茎を触ったり、歯を軽くこすってみたりします。
慣れてきたら、歯ブラシを使って少しずつ磨いてみましょう。
自宅で上手く磨けない場合は、動物病院やトリミングサロンでケアしてもらい、自宅でどうしたら上手くできるのかを相談してみると良いです。
ビションフリーゼは、たれ耳のため、耳の中に湿気がこもりやすく外耳炎になりやすい犬種です。
耳の汚れが気になったときに、耳掃除をおこないましょう。
耳の汚れは、見える範囲で掃除します。
耳専用のクリーナーをコットンに含ませるかペット用のお手入れシートを使って優しく汚れを取り除きます。
同時に、臭いのチェックや赤みがあるかなども確認してください。
綿棒で掃除をすると、耳の奥を傷つけてしまう可能性がありますので、綿棒は使わないようにしましょう。
また、耳の毛のカットや耳の中の掃除は素人がおこなうと傷つけてしまいます。
耳の毛のカットや耳の中の掃除は、動物病院かトリミングサロンで頼みましょう。

ビションフリーゼの値段相場は、おおよそ20万円〜65万円です。
入手方法や月齢によっても値段が異なります。
ビションフリーゼの入手方法は、ペットショップやブリーダー、保護犬の譲渡があります。
どの入手方法でも、迎える前に実際に会うことが大切です。
譲渡には、お渡し費用や注意点、審査などがある場合もあります。
事前に譲渡の条件などを確認しましょう。
ビションフリーゼの購入には、子犬の血統や健康状態、親犬の確認が大切です。
購入前に、子犬に病気や疾患はないか、血統証明書があるかを確認しましょう。
ペットショップや譲渡の場合は、親犬を見ることはできない場合がほとんどです。
しかし、ブリーダーから直接購入する場合は、どんな環境で育ったのか・親や兄弟を見ることができます。
飼育環境が劣悪だと、健康状態も悪かったり、子犬の社会化が身についていない可能性があります。
飼育環境を見せてくれないブリーダーからは購入しないように気をつけましょう。

ビションフリーゼを長生きさせるためには、健康管理が大切です。
注意すべき病気やケガ、予防のポイントなどを詳しく紹介します。
ビションフリーゼの平均寿命は、13年〜16年です。
小型犬の中では長寿な方で、生活習慣を見直すことでもっと長生きする可能性もあります。
ビションフリーゼの代表的なかかりやすい病気・ケガとしては、以下のものが挙げられます。
病気やケガをさせないために、日々の健康管理が大切です。
滑らない床材を敷いて膝に負担をかけさせないようにし、高いところから飛び降りないようにさせましょう。
また、皮膚のケアとして、ブラッシングやトリミングをおこない、皮膚や被毛を清潔に保ってください。
耳や目、体型などを定期的にチェックし、病気やケガを早期に発見できるようにしましょう。
異常があった場合はすぐに動物病院へ行き、受診してください。
ビションフリーゼの寿命を伸ばすためには、食事と運動、検診が大切です。
フードは、小粒な総合栄養食を選び、愛犬の好みや体に合っているフードを食べさせてあげてください。
肥満にならないよう、食事の量を調節し、BCSで標準体型をチェックしましょう。
また、散歩には毎日行き、室内でもたくさん遊んであげて、肥満防止やストレス解消をします。
健康に長生きできるよう、定期的に検診もおこないましょう。

ビションフリーゼを飼育するためには購入費などの初期費用や食事やトリミング代などの年間で必要な費用があります。
費用の目安を紹介します。
ビションフリーゼの初期費用の目安です。
| 種別 | 費用目安 |
|---|---|
| 購入費 | 約200,000円~650,000円 |
| 去勢・避妊手術 | 約15,000円~50,000円 |
| ケージなどのグッズ | 約20,000円~70,000円 |
去勢・避妊手術は、繁殖をしないのであれば、子犬の頃にはおこないましょう。
ケージなどのグッズは、ビションフリーゼをお迎えする前に用意してください。
ケージの他に、食器や首輪、リード、滑りにくい床材、お手入れグッズなどを用意しましょう。
ビションフリーゼを飼育するための年間費用の目安は次の表を参考にしてください。
| 種別 | 費用目安 |
|---|---|
| 食費 | 約36,000円~60,000円 |
| 医療費 | 約30,000円~50,000円 |
| ワクチン代(混合、狂犬病) | 約63,500円~96,000円 |
| トリミング | 約100,000円 |
| シートなどの日用品 | 約36,000円~60,000円 |